バレーボールネーションズリーグ2024の男子ファイナルラウンドで日本は強豪「フランス」と激突します!
この大会はポーランド・ウッチで開催されており、日本時間で7月1日に男子の決勝が行われます。フランスは東京五輪で金メダルを獲得した強豪で、日本と対戦。日本も国際大会52年ぶりの決勝ということもあり注目の集まっている試合です。
フランス代表は経験豊富でフィジカル面でも強いチームとして知られており、その実力や実績をチェックしておきましょう!
フランスチームの実績
オリンピック
- 2020年:金メダル
- 1988年、1992年、2004年、2016年:出場
世界選手権
- 2002年:銅メダル
- 出場回数:16回
ワールドカップ
- 最高成績:5位(2003年)
- 出場回数:2回
欧州選手権
- 2015年:優勝
- 出場回数:28回
ワールドリーグ・ネーションズリーグ
- 2015年、2017年、2022年:優勝
- 2006年、2018年:準優勝
- 2016年、2021年:3位
また、フランスは1940年代からバレーボールが盛んな国として知られ、多くの代表選手がヨーロッパでも有数のプロリーグであるリーグAに所属しています。特に、2021年の東京オリンピックでは、決勝でロシアを破り、オリンピック初の金メダルを獲得しました。このように、フランス男子バレーボールチームは国際大会で数々の輝かしい成績を残しています。
注目選手
エアヴァン・ニケルソン (Earvin N’Gapeth)
- 生年月日:1991年2月12日、フランスのSaint-Raphaël出身
- 身長:194cm 体重:94kg
- ポジション:アウトサイドヒッター
- クラブ:Halkbank
- フランス代表チームの一員であり、2015年のヨーロッパチャンピオン、2015年と2017年のワールドリーグの金メダリスト、2010年のフランスチャンピオン、2016年のイタリアチャンピオン、そして2020年のオリンピックチャンピオン
彼の特徴はアウトサイドヒッターとしての強力なスパイクと効果的なブロックです。彼のスパイクは非常に効果的で、攻撃ポイントの成功率は約41.86%、ブロックも得意で成功率は50.00%です。サーブも重要な役割を果たし、成功率は5.00%です。
彼はまた、非常に優れたディフェンダーであり、その能力は彼が数多くのMVPとベストアウトサイドヒッターの賞を受賞していることからも明らかです。
ジャン・パトリ (Jean Patry)
- 生年月日:1996年12月27日
- 身長:207cm 体重:94kg
- ポジション:オポジット(OP)
- スパイク:357cm
- ブロック:334cm
- 所属クラブ:Jastrzębski Węgiel
- 受賞歴:2022年ネーションズリーグ ベストオポジット
彼の得意とするプレーは、ツーアタックです。彼は自陣でファーストタッチしたボールを後衛選手がツーアタックでスパイクすると見せかけてトスを上げるトリッキーなプレーを得意としています。これはバレーボールの中では最高難度のプレーとされています。
また、彼は得意なポジションがなく、あらゆるポジションでプレーできるオールラウンダーでもあります。
ケビン・ティリー (Kévin Tillie)
- 生年月日:1990年11月2日
- 身長:200cm 体重:85kg
- ポジション:アウトサイドヒッター(OH)
- スパイク:345cm
- ブロック:325cm
- 所属クラブ:プロジェクト・ワルシャワ
彼の得意なプレーは、強力なスパイクと高いブロックです。アウトサイドヒッターとして活躍する上で非常に重要で、過去の優勝にも貢献しています。
彼のアタック成功率は38.54%で、平均ポイントは1試合あたり3.08点です。またブロック成功率は12.50%で、平均ポイントは1試合あたり0.25点です。
ベンジャミン・トニウティ (Benjamin Toniutti)
- 生年月日:1989年10月30日
- 身長:183cm 体重:72kg
- ポジション:セッター
- 所属チーム:Jastrzębski Węgiel
- スパイク:320cm
- ブロック:300cm
彼はコート上での「360°ビジョン」を持つ選手として知られています。彼の視野の広さは、ゲームのあらゆる角度を見る驚異的な能力を持っています。
またプレーは戦略的で、その技術と戦略性は世界中から高く評価されています。そして何よりセッターとして重要な他の誰よりも読む才能を持っています。彼のこの能力は、彼のチームが常に一歩先を行くことを可能にしています。
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