2024年1月29日に漫画家の「芦原妃名子」さんが死去栃木県内で亡くなられたことが報じられて、突然の訃報にファンや関係者から多くの追悼のコメントが寄せられました。
芦原妃名子さんは、日本テレビで昨年10月に放送された連続ドラマ「セクシー田中さん」の原作者でありファンも多い漫画家の1人です。
また、X(旧:Twitter)では「砂時計が好きでした」というコメントも多く寄せられ、砂時計の写真と共にアップされているものも多くあります。
セクシー田中さんはドラマの影響もあり、多くの人がご存じかもしれませんが、あらためて注目を集めた「砂時計」について深堀りしてみます。
芦原妃名子さんの経歴
- 1974年 兵庫県生まれ
- 1993年 少女漫画雑誌「別冊少女コミック:その話おことわりします」でデビュー
- 2003年 – 2005年 代表作「砂時計」連載
- 2008年 – 2012年 代表作「Piece」連載
- 2013年 – 2018年 代表作「Bread & Butter」連載
主な作品
- 砂時計
- Piece
- Bread & Butter
- Girls Lesson
- 天然ビターチョコレート
- 天使のキス
- プリンセス・ライン
- セクシー田中さん
受賞歴
- 2005年 第50回小学館漫画賞少女向け部門「砂時計」
- 2013年 第58回小学館漫画賞少女向け部門「Piece」
砂時計
砂時計は2005年に小学館漫画賞少女向け部門で受賞された作品で、単行本の発行部数が累計700万冊を超えたヒット作となりました。
あらすじ
12歳の冬、両親の離婚を機に、母親の実家がある島根に引っ越してきた植草杏。慣れない田舎暮らしに孤独を感じていた杏は、近所に住む北村大悟と出会い、心を通わせていく。
しかし、杏の母親が突然自殺してしまう。母親の死を受け入れられず、心を閉ざしてしまう杏。それでも、大悟は杏を支え続け、二人は次第に恋愛関係に発展していく。
しかし、杏には過去に母親から受けた虐待の記憶があり、それが二人の関係に影を落とす。また、杏の周りには様々な男たちが現れ、それぞれの思惑が交錯していく。
東京での高校生活、大学受験、就職、そして結婚。様々な経験を通して、杏は自分自身と向き合い、成長していく。そして、大悟との愛を確かめながら、未来へと歩んでいく。
特徴
- 14年間の少女の成長と恋愛を描いた、壮大なストーリー
- 繊細な心理描写と美しい絵柄
- 登場人物たちの複雑な人間関係
- 読者の心を揺さぶる、感動的な結末
おすすめポイント
- 少女漫画ファンはもちろん、幅広い層におすすめ
- 恋愛だけでなく、人生の様々な側面を描いた作品
- 読み終わった後、心が温かくなるような作品
ドラマ化や映画化もされた人気作でもあるので、これを機会に是非手に取ってみてはいかがでしょうか?
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