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学校給食での過去の窒息事例を紹介:学校が悪いのか?児童が悪いのか?

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2024年2月26日、福岡県みやま市の小学校にて、給食で出されたウズラを飲み込みのどに詰まらせました。病院に運ばれましたが、残念ながら命を落としてしまいました。

給食で窒息事例は定期的に聞くニュースかもしれませんね。

ここでは、過去に合った給食での窒息事例をピックアップして紹介しています。

給食窒息事例

ウズラの卵

福岡県みやま市の市立小学校で、1年生の男子児童(7歳)が給食のウズラの卵を喉に詰まらせて死亡した事故が報告。

教諭や養護教諭の手当たり次第の応急処置や心臓マッサージ、人工呼吸などで改善せず、ドクターヘリで病院に搬送されたが、結局男子児童は死亡した。事故の原因は、給食に含まれていたうずらの卵がのどに詰まったことで、直径2センチほどのうずらの卵がそのままの状態で提供されていた。

白玉団子

静岡県の小学校で、給食の白玉団子が喉に詰まり、児童が窒息死した事例。また栃木市の保育所で2歳の園児が白玉を喉に詰まらせ、約1か月後に死亡する事故があった。東京都のあきる野市の保育所でも白玉を詰まらせて1歳児が死亡している。

プラム

北海道札幌市南区の小学校で、小学2年の男児が給食で出されたプラムの種を喉に詰まらせ、死亡する事故が発生しました。

男児は、プラムの種(直径約1.5cm)を丸呑みにしてしまいました。担任が種を吐き出すよう注意しましたが、間に合いませんでした。男児は胸を叩く仕草をし呼吸困難に陥りました。教職員は、背部叩打法や掃除機を使って種を吐き出させようとしましたが、効果がありませんでした。119番通報後、救急隊員が到着し、男児は病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

りんご

愛媛県新居浜市の保育園で、生後8か月の男児が給食のリンゴを喉に詰まらせ、意識不明の重体となりました。

男児は、小さく切ったリンゴを食べていました。突然、呼吸困難になり、顔色が悪くなり保育士が背部叩打法を行ったところ、リンゴが吐き出されました。男児は意識不明の状態で病院に搬送されました。

りんごは他にも鹿児島県姶良市の保育園で、生後6か月の女児がおやつとして出されたすりおろしたリンゴを食べた後、意識不明になり死亡した事例や、東京都江戸川区の認定こども園で、2歳の男児りんごを喉に詰まらせ死亡した事例もあります。

パン

新潟県佐渡市の小学校で、5年生の男児が給食の米粉パンを喉に詰まらせ、意識不明となりその後、死亡。他にも小学校の給食でパンを詰まらせる事例は多くあります。

パンを丸ごと口に入れてしまう、よく噛まずに飲み込んでしまう、食事に集中せず、早食いをしてしまう、水分不足などが原因となりやすいようです。パンは水分を含むと粘着性が高くなり、詰まりやすくなるため、特に注意が必要です。

おせんべい

大阪府の小学校で、給食のおせんべいが喉に詰まり、児童が窒息死した事例があります。他にも東京都内の小学校で、2年生の男児が給食のおせんべいを喉に詰まらせて意識不明になり命に別条はなかった事例や、埼玉県さいたま市の小学校で、1年生の男児が給食のおせんべいを喉に詰まらせて意識不明(命に別状なし)になった事例もあります。

おせんべいもパンと同様に丸ごと口に入れてしまう、よく噛まずに飲み込んでしまう、食事に集中せず、早食いをしてしまう、水分不足などが原因となりやすいようです。

ぶどう

東京都八王子市の認定こども園で、4歳の男児が給食のぶどうを喉に詰まらせて窒息死した事例。大阪府大阪市の小学校で2年生の男児が給食のぶどうを喉に詰まらせて意識不明(命の別状なし)に。

ぶどうは皮や種が滑りやすく、形状も丸いため詰まりやすい果物で注意が必要です。

ホウレンソウ

神奈川県横浜市の保育園で、2歳の男児が給食のほうれん草のおひたしを喉に詰まらせて意識不明に。搬送先の病院で治療を受け、命に別条はありませんでした。

ほうれん草が長くて絡まりやすいことや、葉脈が硬く、噛み切りにくいことが原因として考えられています。

その他

もち、飴玉、ソフトキャンディ、こんにゃく、ゼリー、チョコレート、ハンバーガー、ホットケーキ、みかん、ソーセージなどなど。

まとめ

給食における食材の選定や提供方法には、十分な配慮が必要です。食材の形状や大きさ、食べやすさに配慮し、窒息事故のリスクを最小限に抑えるための措置が求められています。

しかし、食材をみると多岐にわたるため完全な配慮は非常に困難かもしれません。

そのため、先生や保護者、児童自身にも日ごろからの配慮や教育、習慣が重要となってきます。

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